学習の成果は、目に見えてまっすぐに伸びていくものではありません。
「勉強しているはずなのに、なかなか成績が上がらない…」
テスト結果を受けて、このように感じる生徒さんや保護者様は少なくないでしょう。特に当地域の中学校のテストは難易度が高いのでなおさらです。
一生懸命頑張っているのに成果が出ないと、「自分には向いていないのでは」「このやり方で本当に大丈夫だろうか」と不安になり、足を止めてしまいがちです。
成果が出る直前の試練「失望の谷」
皆さんは、ジェームズ・クリアー氏の著書『複利で伸びる一つの習慣』で語られる、この大切な図をご存知でしょうか。
この図が示す通り、努力と結果は必ずしも直線的に結びつきません。私たちはつい、努力に比例して成果が上がる「直線的な進歩」を期待してしまいます。
でも現実には、努力を続けているにもかかわらず、しばらく成果が見えない停滞期があります。これが、「失望の谷」です。
成績が伸び悩んでいる生徒さんは、この「失望の谷」の中にいる状態かもしれません。
これは、努力が無駄になっているのではなく、成果が爆発的に現れる直前にある証拠です。氷が溶けるのは、気温がマイナス3度からマイナス0.5度に上がった時ではなく、0度を超えた瞬間です。それと同じで、努力は目に見えない形で蓄積されており、ある臨界点を超えたときに一気に結果となって現れます。
みよし塾の役割:「継続」をサポートする伴走者
この「失望の谷」で立ち止まってしまっては、せっかく積み重ねた努力も水の泡です。だからこそ、みよし塾では生徒さんが途中で諦めないようサポートします。成績が伸び悩んでいる生徒さんが多い場合、塾の役割はこういうところにあると私は考えています。
「苦手な分野がある」「前回から改善できていない」といった後退に見える現象も、私たちは次の「行動」へ変えるきっかけと捉えます。
コツコツと「継続」することなくして、大きな成果は得られません。
頑張っているお子様本人が、この谷を越えて飛躍できるよう、私たち講師も、そして保護者様も、ぜひその頑張りを温かく応援し続けましょう。
「継続こそ力なり」。
成果は必ず出ます。みよし塾は、生徒さんが「失望の谷」を力強く乗り越え、自己最高の結果を手にするまで、粘り強く伴走してまいります。

