今日(土曜日)から高3生の共通テスト対策をスタートしました。
2025年から大問が全6問から全8問に変更されているのでできれば2025年の問題を使いたいのですが、貴重な2025年度の問題を使うわけにはいかないので今日は2024年の追試を使いました。
本日は対策初日なので以下のことを確認しました。
- 英文・語彙のレベル感を確認
- 問題形式の確認
- 配点
共通テストの語彙レベルと生徒の現時点での語彙力とのギャップを確認するため、本文、問題文問わず、「この英単語は知っているかな?」と思える単語をランダムにピックアップし、その意味を問うということからはじめました。
本人が意味を知らない場合は生徒が使用している「システム英単語」で随時意味を確認してもらい、さらに関連するであろう英単語を私が追加的に説明を加えるという仕方で授業を進めました。
例えば、
reasonableが本文中に出ていたのでその意味を問い、その元となっているreasonの意味を説明するという感じです。
「リーズナブル」という言葉は日常的に使用されることが多いのでなんとなくその意味を知っている人も多いと思います。生徒に質問すると「安いみたいなそんな意味かな?」とのこと。間違いではないですよね。
「手ごろな価格」という意味でつかわれるので決して間違いではないのですが、実は「理にかなった」「適切な」(シス単)と言う意味があります。元となったreasonにはよく知られている「理由」という意味がありますが、実は「理性」「良識」というとても大切な意味があります。ここから派生して「理にかなった」という意味合いが出てくるのです。
全てこの調子というわけではありませんが、語彙力を同時に身につけるために記憶に少しでも残るようこういう話を交えながら授業を進めました。
4時間以上の長丁場になりましたが、途中生徒も適宜質問をしてくれ、共通テスト対策の初回授業としては実りがあったのかなと思います。
今後毎週土曜日にこの授業を実施予定ですが、同時に関正生『英語長文問題集2』を自分ですすめてもらう予定です。音読をしっかりとしてもらうために随時確認をするつもりです。
どこまで伸びるか楽しみです。