今回の英検では英検4級合格2名(小6生)、英検準2級一次合格1名(高1生)でした。
皆さん、おめでとうございます!
今日お伝えしたいのは小6生の英検4級合格。
Aさん:リーディング464、リスニング380 合計スコア844 英検バンドG4+9
Bさん:リーディング434、リスニング380 合計スコア814 英検バンドG4+8
このお二人は小学校の成績は「よくできました」の数が多く、塾側から出されている毎日音読や宿題の課題を継続でき勉強が習慣化しているお子さんです。このような素地のあるお子さんというのがこの点数に大きく反映しています。また、国語の問題集に取り組んでもらっている時に気が付いたのですが、記述式の問題であっても空欄はなく、とにかく自分なりに答えを書いていました。なので、塾の指導が特別に良かったからというわけではないと思っています。
気を付けているのは、お二人とも英語初学者なのであまり詰め込み過ぎないよう、負荷をかけすぎないよう取り組んでもらうという点くらいです。
また、リーディングができてはじめてリスニングもできるということを伝え続けています。英語の音声を聞いて、それが「意味」をともなって耳に入ってくるのか、あるいは単なる音にしか聞こえないかどうかは、受信者側が持っている英語力に依存します。つまり、リーディングパートの点数が大切なわけです。ここが安定してきてはじめてリスニングも伸び、訓練に伴って伸びます。
小学生の低学年から中学年くらいまでは耳と口を使った音声中心の英語学習に大きなメリットがあるのですが、高学年になると、まずは「理解」を重視するのが良いと思っています。*ただ、英語学習をさらに進めると、音声中心の学習(音読とリスニング)による訓練の比重が再度高まってきますが、それは英語学習の目的によります。
ちなみに6月にこのお二人には3級を受けてもらう予定です。また、同じ時期、中2生に英検準2級を受けてもら予定です。