勉強ができるようになるための第一歩。
それは間違えること。
いや、ちょっと違いますね。
間違えを恐れないこと。
言い換えると
間違える自分を受け入れること。
間違えと向き合えるようになること。
こんな感じでしょうか。
だからわれわれ塾講師は「間違えてもいいんだよ!」と声掛けします。
とは言っても、「間違える」ことって難しいのです。
簡単ではありません。
勉強に苦手意識のある子は間違えないように間違えないようにと、とてもとても慎重に問題に取り組みます。
なので、演習が全く進まないこともままあるのです。
それはまるでブレーキがかかりっぱなしの乗り物のよう。
時にはロックされてしまっているような状態です。
結果、どんなに時間をかけても先へ進まない。
間違える➡演習➡間違える➡演習
このサイクルを繰り返す過程で、出来ることが増え、
学力がついていき
最終的には成績も伸びていきます。
つまり、このサイクルを回すスピードが上がればあがるほど
成績が伸びやすくなる。
このサイクルに乗れるとあとは時間をかけていけばいい。
でも、このサイクルに乗れず、ブレーキがずっとかかってしまいっている子もいる。
われわれ塾講師の仕事は、このブレーキがかかってしまっているところへ潤滑油をさすような感じでしょうか。
教科指導も大切だけど、教科指導と並行してこの潤滑油をさすような仕事(声掛け)があります。
でも、即効性のある潤滑油(言葉)はなかなかありません。
なぜなら一人ひとり個性が違うからです。
抱えている状況が違うからです。
家庭での会話も異なるからです。
申し訳ないことに、私の声掛けがピントがずれいることが多いのでしょう。
なかなか、響かないことが多いです。
それでも、日々声掛けをします。
明日も一緒に頑張って行きましょう。
皆さん、よろしくお願いいたします。