塾で日々取り組んでいること/取り組みたいこと

代表のつぶやき

塾で期待されることの一つとして「分からないところを教える・教えてもらう」というのがあると思うのですが、生徒が分からないところを講師が「教える」だけでは学力(その結果としての成績)は伸びません。

分からないところを教えてもらって成績が伸びる生徒はそもそも勉強習慣がある程度身に付いており、そのため勉強の蓄積が一定程度ある子です。

下の文章を是非ご覧になってみてください。

「飛躍的な進歩の瞬間は、それまでにしてきたさまざまな行動の結果であることが多い」と指摘されています。塾に入ってすぐに成果の出る生徒はこういう生徒です。

塾側に画期的な指導法があるわけではありません。*でも、すごい塾は本当にあります。

ですので、

成績がすぐに上がった場合、この子はこれまで一人でコツコツ頑張ってきたんだなと私は思います。

一方で平均点に届かない場合。

あるいは合計点が200点台の場合は?

こういう場合、全科目で抜けが、それも多くあります。

さらに日頃の行動についてこんな風に想像します。

家では勉強をしていない。

提出物はいつもぎりぎり。

忘れ物も多い。

過去に塾へ行ったとしても宿題は忘れがち。

筆記用具も忘れがち。

さらに一度にいろいろなことをするのは不得意かもしれない。

まじめでやる気も少しはあるけど、行動が伴わない子です。

「何をやっていいのか分からない」という子です。

ですので、みよし塾はできるだけ塾でします。

指示を出しても家では出来ないからです。

たとえば英語であれば、既習範囲の文法の復習もしますし、英単語の確認も塾でします。

それも塾に来てくれたら毎回です。

そのため、みよし塾スタンダードコースは一回150分週3回が基本です。*11月から「通い放題コース」みたいものを作りたいと思っています。

「分からないところを教える」ことはもちろんですが、

塾に来てくれたら毎回必要なことを積み上げていく。

これこそが塾ですべきことと思っています。

そのためには

まず頑張って塾まで来てほしいと思っています。

他にもしていることはあるのですが、また後日にお伝えさせていただきます。

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ところで、定期テストで400点取りたい!という目標を持っている中学生は多いと思います。

でも、目標を決めても行動が伴わない場合、それは絵に描いた餅にしかなりませんね。

繰り返しますが、行動が伴わないと成績は決して伸びません。

それも持続的な行動です。

でも、これが難しいのです。

再度、引用します。

「同じように習慣も、決定的な境界を越えて新しいレベルの成果を引き出すまで、なんの違いももたらしていないように見えることが多い。どんな目標でも、初期や中期の段階には「失望の谷」がよくあるものだ。直線的な進歩を期待しているので、最初の数日間、数週間、そして数か月さえあまり変化が見られないことにがっかりする。なんにもならないうように感じられる。」

まさにそう思います。

この「失望の谷」を超える前に諦めてしまうことが多い。

そのため

「行動(学習)を後押しし、習慣化するための仕組み」が作れないだろうとかと取り組んでいます。

うまくいかないことだらけですが、

試行錯誤をあきらめずに、ここでも継続することが肝ですね。

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